イタリアンや洋食ブームも手伝って、ポピュラーだったサラダ油はもとより様々な油を使う機会が多くなってきました。なかでも代表的といえるオリーブオイルですか、美容や健康にいいといわれているのはもちろん、私達にとって随分と身近な存在になっています。
スーパーでも何処でも売られていますし、流行りのオイル類と比べても手に入りやすいでしょう。
「オリーブオイルが体にいいらしいから取り敢えず使ってるわ」という方、ちょっと待って!オリーブオイルにも種類があって、より美味しくいただけるポイントがありますので、ぜひ参考になさってください。
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種類に合った料理方法
日本で売られているオリーブオイルは大きく分けて2種類、エクストラバージンとピュアと呼ばれているものがあります。どれも同じではなくて使い方次第で美味しさも変わってくるようです。
オリーブの実を搾っただけのものがエキストラバージン、その搾ったものを精製し香りなど除かれたのがピュア。除かれたといっても栄養面では脂肪酸のオレイン酸比率が高い点は同様だそうです。
その他2種類の違いは煙が立ち始める温度の違い。エクストラバージンの方が煙点が低いので早く燃え始め、燃えにくいピュアの方が加熱調理用オイルには向いています。
生食用=エキストラバージン、加熱用=ピュアといわれるのはそのためなんですね、決まっている訳じゃないんです。確かにエキストラバージンを使って揚げ物をすると、濃厚というか粘着質な油がお鍋に残り洗うのが大変…もったりした重い印象を受けます。ピュアは揚げ物の油切れがよく、サラダ油感覚で使えます。
オリーブオイルの美肌効果
人の肌の皮膚を作っている脂肪酸の中で1番多く含まれている脂肪酸がオレイン酸。オリーブオイルはごま油など他の植物油と違ってオレイン酸が多く含まれていて、その重要なオレイン酸の摂取によって肌の改善が期待できます。
いつもの料理にプラスするのもいいですが、毎日使うオイルをオリーブオイルに置き換えてみると効果がUP。
但しサラダ油を使った料理に、さらにオリーブオイルをかけて食べるのは油分過多に陥ります。追いオリーブはほどほどに。