健康志向や節約を意識して、手作りのお弁当人口は増えています。特にこの時期は冷えたご飯を食べるより、ホカホカ温かい食事ができるのは気持ちもホッとできる瞬間ですよね。保温ジャーはその保温機能の高さから重宝されていますが、実はそれが裏目に出ることもあるとか。便利に使えるアイテムでも使い方によって惨事に至るとは、一体どんな理由なのでしょう?
普通のお弁当箱は保温する機能はないので、もちろん冬場は一日中放置しても問題ありません。しかし保温ジャーが保つ温度は37度前後、大腸菌がもっとも繁殖しやすい温度ですから食中毒の原因となります。
一日中放置すると食中毒のリスクが格段に高まり、朝方作ったおかゆを深夜口にし罹った事例もあることから、食中毒とは無縁に思われる冬でも使用方法を誤ると食中毒につながる代物に。
保温弁当箱と聞くと作ったお弁当が冷めず、開けた時も温かいまま美味しく食べられるイメージがありますが、ご飯もおかずも全部というわけではありません。基本的にはどの保温弁当箱においてもおかずを保温しておく機能は付いていないのです。それはおかずを保温してしまうと、種類によっては食中毒が発生してしまうから。ランチジャータイプならご飯とスープ類も温かいまま飲むことができます。
Contents
冷めても美味しいおかず
- カレー粉・粉チーズなどで味付けする(パン粉に混ぜフライにするなど)
- 味噌やこうじ漬けの肉や魚を焼く
- 肉厚なものは冷めると硬くなるので、薄切り肉を重ねたり丸めたりして使う
などなど、ちょっとしたアイディアで、おかずは冷めていても美味しく食べられる工夫をしてみてはいかがでしょう?折角のお弁当タイム、楽しく美味しく過ごしたいですね。