三寒四温、暖かさと寒さの変わり目の季節です。通年ならば落ち着いてきているはずのインフルエンザが、3月に入った今も続いているとのこと。特に大流行しているB型インフルエンザは、ピークは過ぎているはずなのに…。この普段とちょっと違った流れが、私たちの身体に更に影響がでるかもしれません。
それは先日TVで放送され話題になった「インフル花粉症」。
はじめて聞く病名?なのですが、「インフルエンザと花粉症が同時または連続して発症すること」を指していて、正式な医学用語ではないそうです。
症状は?
インフルエンザ特有の関節痛、筋肉痛といった痛みを伴うA型インフルエンザに比べて、B型インフルエンザはくしゃみ、鼻水など花粉症に近い症状を引き起こすので、見分けがつきにくいところが厄介。
インフルエンザにかかると免疫力が下がってしまうことから、花粉を外に出すことができず花粉症が重症化してしまいますし、熱やのどの痛み、喘息の症状が出たり、今まで罹患していなかった新たな花粉症を発症する可能性もあるとか。
また、花粉症によるくしゃみや咳でインフルエンザウイルスをまき散らす恐れもあり、特に今年の春は心配されています。
対策は?
花粉症予防としては、市販のマスクに一手間加えたインナーマスクがオススメだそうです。化粧用コットンを丸めガーゼでくるみ、もう1枚のガーゼを添えて鼻の部分に当てます。市販のマスクで花粉を99%カットできます。
今年に限らず対策しても花粉症に悩まされている方は、もしかしたらB型インフルエンザに罹っている可能性もあるそうです。自分で判断はできませんから、迅速検査をしてもらうなどお心当たりの方は医師に相談してみましょう。