あっという間にすぐに沸く、人気ブランドT-fal(ティファール)が、「火傷や故障の恐れがあるので止めてほしい」と呼びかけているのをご存知でしょうか?画期的なゆで方として電気ケトルを使った調理法が話題になり、HPなどで注意しています。
その方法はケトルに水と冷凍うどんを入れ沸騰させて、フタを閉めたまま湯切りする、ザルいらずで湯切りの手間もはぶけるというもの。確かに冷凍なので温めればOK、お湯も沸かさないくていいので時短でいいアイディア…と感心してはいけません。
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安全上の問題がないわけない!
もちろんこのような使い方は禁止事項。ケトルの中に物を入れて沸騰させると、吹きこぼれや火傷をする恐れがあります。
また、ケトルは蒸気を感知して自動で電源が切れる仕組みになっているので、うどんの場合でんぷん質の泡が出ることから機能しない可能性も。
お湯を沸かすためのものですから、物を入れて使うように作られていないのは当たり前のことで、間違ってもお水以外は入れてはいけませんよね。
炊飯器調理は大丈夫?
この一件で思い出すのは、炊飯器でいろいろな食材を調理するのが流行ったときのこと。そのときも問題になり、ケーキや煮込み料理など具が多いものは蒸気がでる部分に具がくっつき、塞いでしまい爆発なんて恐ろしい話がありました。
実際はすべての炊飯器ではなく調理できるものが殆どですが、圧力式炊飯器は圧力によって具が舞い上がるので要注意。試す前に炊飯器の種類のチェックも忘れずに!